2016年04月25日

体育館の木梁を架けています。

4/7より、体育館の木梁の施工が始まりました。

一枚目の写真は4/12に撮影した、アリーナ部分の写真です。
コンクリートの壁面と同じ曲線に加工した、岩手県産唐松の集成材が連続して架け渡されています。

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設置前の地面に置かれた木梁を見下ろすとこのような感じです。
近くにいる人と比べてもらうとわかるかと思いますが、とても大きな木梁です。
25層程の木(ラミナと言います)を積み重ねて、梁せい(高さ)が800mmの梁を作っています。
梁の加工は福島県郡山市にある木材工場で行い、運搬されてきました。

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木梁は一本づつクレーンで吊り上げて設置していきます。
風が無いタイミングを見計らっての慎重な施工になります。

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木梁の継ぎ目の部分です。
継ぎの所で金属のプレートを挟み込んだ後に、ドリフトピン(点々と見えているもの)を打ち込み、固定します。

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木梁を上から眺めた写真です。
梁の曲線がはっきりとわかると思います。

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アップルロードから木梁施工の様子がよく見えています。
通りがかりの散歩中の方も、足を止めてしばし施工状況を眺めてらっしゃいました。
今しか見る事のできない風景ですので、お近くにお越しの際はぜひご覧下さい。


sasaki/SALHAUS
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2016年04月18日

校舎の鉄骨建方が始まりました。

校舎棟の工事進捗です。
4/5から体育館に引き続き、校舎棟でも鉄骨工事が始まりました。

1枚目の写真は、体育館側から撮影した写真です。
中央に見えている部分が、2クラスの教室と多目的スペースになる部分で、1学年分のスペースになります。

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宮古の工場から搬入された鉄骨を現場で設置し、柱や梁として建物を支えます。
写真の手前に見えているのは、柱になる鉄骨です(横たわっています)。

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上の写真で横たわっていた、柱となる鉄骨の設置後の写真です。
こちらは1階の廊下になる部分です。左側が教室・多目的スペースになります。
廊下の幅は2m程で、高さ約8mの吹抜け空間になります。
写真左手のグラウンド側には高窓が付きますので、日も十分に差し込みます。

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廊下の吹抜けを2Fから見下ろした写真です。
高窓を通してグラウンドや広田湾が綺麗に見えます。

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設計時に作成した、同じ場所の模型写真はこのような感じです。

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2枚を見比べると、完成後の空間のイメージが分かりやすいのではないかと思います。



教室・多目的スペース部分には、木梁が写真の点線のように架かります。
室内からも気仙杉の木梁が見える、緩やかな曲線の天井になります。

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教室部分の木梁の施工は4/22からの予定ですので、次回の校舎進捗はその様子をお伝えします。


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2016年04月04日

体育館の棟梁がかかりました。

3/21〜24に掛けて、体育館の棟梁(鉄骨)の建方が行われました。

まずは全景、現場事務所から体育館を見た写真です。
切妻型のコンクリート壁をつないでいる大きな梁が、今回架け渡した棟梁です。

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高さ1.8m、幅0.5mある大梁です。
一本では現場に搬入出来ないため、宮古の鉄骨工場から、写真の様に6つのピースに分けて現場に運ばれました。

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ピースを一つづつクレーンで吊りながら、足場の上まで持ち上げます。
足場の上に正確に設置した後、ピース同士をしっかりと固定し、最後に溶接を行い一本の梁になります。

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こちらが一本につながった状態の梁です。
横から突き出しているプレートは、木梁を留め付ける部分になります。

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B1Fの型枠の建込みが進む、武道場側(南側)からの体育館の写真です。
ひな壇状の地形に合わせた建ち方をしているため、アップルロード側(北側)から見ると平屋のように見えますが、
武道場側(南側)からは3階建て以上の高さになります。
見る場所によって、様々な見え方をするというのも、この学校の特徴ですね。

体育館の進捗、次回は木梁工事をお伝えします。

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2016年03月28日

高田東中学校の卒業生を現場にお招きしました!

3/15に平成27年度高田東中学校卒業生を招待して、新校舎建設現場の見学会を行いました。
当日は、引率の先生方や見学を希望される父兄の方々を合わせ、総勢80名を超える盛会となりました!

今年度の卒業生は、設計プロポーザル時に広田・小友・米崎の各小学校の6年生だった学年で、
設計期間中、ワークショップに参加してくれたり、アンケートに答えてくれたり、と学校づくりに関わってくれました。
新校舎で学ぶことはできませんでしたが、母校となる新校舎がどのような学校になるのか、
この学年の生徒達にいち早く報告しよう! ということで、今回の見学会が企画され、実現しました。


見学会は、現東中校舎にて、今までの設計プロセスを振り返るレクチャーと、
新校舎敷地での実際の建設現場を案内する、2部構成で行いました。

1枚目の写真は現東中でのレクチャーの様子です。

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小学6年生だった頃の写真や、「希望の木」、ワークショップの内容をスライドに映しながら、
新校舎建設までの3年間を振り返りました。
「希望の木」には 「先生に見つからない場所が欲しい」 「蛇口からスポーツドリンクが出てほしい」
「クローバーで給食食べたい!」 などなど、無邪気な要望もありましたね。

卒業生からは、「卒業生もテニスコートが使えるか?」や、
「東中を避難所として使う時に知っておいた方が良い裏技は?」などなど、
新校舎に対する多くの質問が出ました。



そして、いよいよ現場見学会!
これまでワークショップや「高田東中ギャラリー」 「学校づくりニュース」などを通して、
CGや模型で紹介してきた新校舎の空間が、実際にどのように建設されているか、現場を周りながら紹介しました。

写真は体育館エントランスからアリーナを見下ろしている様子です。

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図書室、体育館、武道場やグラウンド、テニスコートを案内し、最後に普通教室を見学。

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普通教室の壁面にみんなで記念の署名をしました。
仕上げで隠れてしまう場所ですが、滅多に出来ない体験なので楽しんでもらえたかと思います。

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署名をバックに記念写真!
卒業してからも訪れてもらえると嬉しいです。

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これから、鉄骨、木梁と工事が進んでいきます。
木梁工事は圧巻だと思いますので、また見に来てもらえる機会があれば、と思っています。


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追伸:
見学会の模様は、地元テレビ各局の当日夕方のニュース、地元新聞各社の翌日朝刊にて放映・掲載されました。

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2016年03月24日

"学校づくりデザイン会議"の皆さんによる現場視察

3/8に「学校づくりデザイン会議」の方々による高田東中学校新築工事の現場視察が行われました。
高田東中学校の設計プロポーザルの際に審査をしてくださった先生方を中心に、
震災以降、陸前高田市全体の学校づくりについて教育委員会と共に議論する会議体で、
東中新校舎についても多くのアドバイスを頂いてきました。

プロポーザルからすでに2年以上が経過しましたが、
やっと高田東中新校舎の実寸の空間を体験していただくことができました。
写真は平面図や完成予想CGを交えながら、現場を紹介している様子です。

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校舎棟を見た後、体育館に行きアリーナの大きさを確認してもらいました。
ちょうど棟梁の建方用の足場を組立中だったので、皆で上を見上げながら建方工事の説明をしています。

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当日は天気が良かったため、現場を周る際に、教室内や通学路から広田湾が綺麗に見えていました。
学内のどこから広田湾を眺められるか想像しながら、時々立ち止まります。
写真は武道場の前からの眺めになります。

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校舎1Fから2Fを見上げている写真です。
配筋と型枠建込みの工事が進み、2Fの躯体の大きさが見え始めました。
ひな壇状の敷地計画や建物の配置、スケール感など、現時点で分かる部分では概ね好評で、ホッとしました。

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豊かな敷地の環境に負けない良い校舎になるよう、引き続き頑張っていきます。

sasaki/SALHAUS
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